婚外恋愛

団塊ジュニア世代の恋愛

昔から恋愛を通じて人は成長するものだと言う話はよく聞きます。
既婚者向けのサイトで、団塊ジュニア世代の方に話を聞くいてみたところ、昔とは全く男女のお付き合いの形が変わってきているし、求められるものが変わってきている、とのことでした。

団塊ジュニア:日本で1971~1974年に生まれた世代を指す。第二次ベビーブーム世代とも呼ばれる

男性:Jさんから許可を取り掲載いたしました

団塊ジュニアの私の時は、女性が男性に求めるものは、高身長、高学歴、高収入といったいわゆる三高でした。
しかし、大学生、そして社会人になったばかりの娘たちに聞くと、見栄も外聞もなく、本当にそんなことは無いようです。

特に社会人になった長女については、男性に求めるものは同じような価値観であったり、趣味であったり、自分にどれだけ愛を注いでくれるか、どれだけ優しいかと言うことがポイントになっているとの事。
実際に彼女も、高校の頃は、スポーツが万能で背が高い男性を求めていたようですが、少しずつ変わってきているようです。周りの彼女の友達も同じような傾向であることを考えると、世の中で歌われている事は本当なのだなと言うふうに感じることが今日この頃です。
しかしながら、大学生の次女については、まだまだそんな事はなく前述のように外見なども重要視をしている感じを受けました。

では大人になった私はどのような恋愛を求めるのかと言えば、完全に違う観点になると思います。
もし私が今家庭がなく、女性とお付き合いをすることを考えたときどうするか。
正直なところ40代後半にもなると恋愛が即結婚に結びつくとは考えません。
適度な距離を保った上で、どれだけパートナーとして楽しい人生を送ることができるかを最優先に考えるのではないかと思います。

もちろん、経済的にもお互い自立をしていることが前提。
場合によっては、女性が結婚した履歴があり、子供がいたとしても、個人的にはあまり気にすることもないと思います。
ある程度の年齢になっていれば、彼女の子供とも親しく付き合っていくことができると思うし、人生のパートナーとして認めてもらうことができれば、父親という存在でなくとも全く問題ないと考えています。
要するに、昔とは違い、恋愛に求めるものが若い世代から大人の世代にかけても大きく変わってきているのではないでしょうか。
もちろん、恋愛をして熱く燃えるような気持ちを持つ、そして、失恋をすることによって成長する機会を得ると言うのも重要なことかもしれません。
しかしながら、ゴールが昔とは異なっているのです。結婚だけがゴールではなく、人生の伴侶は必要だが、結婚ではなく、適度な距離を持ちながら、楽しい生活を送るためのパートナーである。

これこそが恋愛を通じて必要とするゴールになってきます。
実際に、私の周りでも40歳を過ぎて、さらに50歳を過ぎて結婚をする方もいますが、場合によっては一緒に住んでいないこともある位です。
誰よりもお互いを理解し、同じ価値観を持ちながら生活をすることを重視していると言うこと。私はこうしたライフスタイルにも共感を覚えます。
結婚と言う形はとっていますが、恋愛関係を持ったまま適度な距離で生活していると言うふうに言い換えることもできるからです。
大人の恋愛とはまさしくこのような形を示すのではないでしょうか。
人生において、恋愛は、自分自身を成長させる非常に重要な経験であり、そこから人生を豊かにすることができるのであれば、その形態はどのようなものであっても問題ないのではないでしょうか。

これからも恋愛の形は大きく変わっていくと思いますが、1つだけ変わらないとすれば、お互いを思いやる心。これだけは必ず変わってはならない部分だと思います。