セックスレス離婚の慰謝料相場は50~300万円?裁判判例で解説

パートナーとのセックスレス、もう限界…。離婚を考えているけど、「セックスレスが理由で慰謝料なんて請求できるの?」と一人で悩んでいませんか?わかります、その辛い気持ち。

実は、セックスレスが原因の離婚で慰謝料が認められるケースは決して少なくないんです。相場は50万~300万円と言われていますが、なぜこれほど金額に幅があるのか気になりますよね。

この記事では、実際の裁判判例をもとに、慰謝料が認められる条件や金額の決まり方、そして請求を有利に進めるための具体的なステップを詳しくお伝えします。読み終わる頃には、一人で抱えていた不安が軽くなり、「私にもできるかもしれない」と前向きな一歩を踏み出せるはずです。

目次

セックスレスで慰謝料はもらえる?諦める前に知っておきたかったこと

セックスレスで慰謝料はもらえる?諦める前に知っておきたかったこと

「パートナーとの夜の生活が全くない…もう夫婦とは言えないかもしれない」。そんな風に感じて、離婚という二文字が頭をよぎる方は少なくありません。

でも、セックスレスという理由だけで、本当に慰謝料を請求できるのか、不安になりますよね。実は、特定の条件を満たせば、慰謝料請求が認められる可能性は十分にあります。

すぐに諦めてしまう前に、まずは基本的な知識を知っておくことが、後悔しないための第一歩です。ここでは、セックスレスが法的にどう扱われるのか、そして慰謝料が認められるのはどんな場合なのか、基本的なところから一緒に見ていきましょう。

そもそもセックスレスって離婚の理由になるの?という疑問

まず、一番気になるのがこの点ではないでしょうか。結論から言うと、セックスレスは民法で定められた「法定離婚事由」の一つである「その他婚姻を継続し難い重大な事由」に当てはまる可能性があります。

法律で定められた離婚理由は5つありますが、セックスレスが直接的に書かれているわけではありません。しかし、夫婦間の性交渉は、婚姻関係を維持する上で大切な要素の一つと考えられています。

そのため、正当な理由なく一方的に性交渉を拒否され続け、その結果として夫婦関係が完全に壊れてしまった(破綻した)と判断されれば、離婚理由として認められるのです。

ただ、「セックスレスである」という事実だけでは少し弱いのが現実です。大切なのは、そのセックスレスが原因で「もう夫婦としてやっていけない」というレベルまで関係が悪化していることを、客観的に示すことなんです。

慰謝料がもらえる場合ともらえない場合、何が違うのか

同じセックスレスでも、慰謝料が認められるケースと、そうでないケースがあります。その分かれ道はどこにあるのでしょうか。

簡単に言うと、「どちらか一方に、関係を壊した責任があるか」という点が大きなポイントになります。

慰謝料請求の分かれ道

  • 認められるケース
  • 認められないケース

この2つのケースの違いは、セックスレスになった経緯や理由にあります。相手が一方的に、しかも正当な理由なく拒否している場合は慰謝料が認められやすく、逆に双方に原因があったり、やむを得ない事情があったりする場合は難しくなります。

慰謝料が認められやすいのはどんな時?

慰謝料が認められやすいのは、相手の「有責性」、つまり責任が明確な場合です。例えば、あなたが何度も性交渉を求めているのに、相手が特に理由もなく一方的に拒否し続けるケースがこれにあたります。

さらに、あなたが子どもを望んで不妊治療をしたいと伝えているのに、相手が非協力的である場合も、精神的な苦痛が大きいと判断され、慰謝料が認められる可能性が高くなります。相手の浮気が原因でセックスレスになった場合も同様です。

慰謝料請求が難しいのはどんな時だろう

一方で、慰謝料の請求が難しくなるケースもあります。例えば、仕事の疲れやストレス、病気や加齢による体力的な問題など、相手に性交渉を拒否する「正当な理由」がある場合です。

また、夫婦がお互いにセックスレスの状態を容認していたり、あなた自身も性交渉に消極的だったりした場合も、相手だけに責任を問うのは難しいと判断されることが多いです。夫婦関係の悪化が原因で結果的にセックスレスになった、という場合も請求は困難になります。

どのくらいの期間から「セックスレス」と判断されるんだろう

「うちはセックスレスなのだろうか?」と悩んだとき、期間は一つの目安になりますよね。医学的な定義では「特殊な事情がないにもかかわらず、1ヶ月以上性交渉がない状態」とされていますが、離婚や慰謝料の話し合いで基準となる期間は少し異なります。

法的に明確な期間の定めはありませんが、過去の裁判例などを見ると、一般的には「1年〜数年以上」セックスレスの状態が続いている場合に、婚姻関係の破綻を判断する一要素として考慮されることが多いようです。

ただし、期間の長さだけが全てではありません。例えば、結婚してすぐの若い夫婦が1年間セックスレスであることと、長年連れ添った高齢の夫婦が1年間セックスレスであることでは、その意味合いが大きく異なります。

期間に加えて、年齢、健康状態、性交渉を求めた回数やそれに対する相手の反応など、様々な事情を総合的に見て判断されるということを覚えておきましょう。

慰謝料相場50~300万円のからくりと、金額が決まるまでの話

慰謝料相場50~300万円のからくりと、金額が決まるまでの話

セックスレス離婚の慰謝料相場が「50万~300万円」と聞いても、正直ピンとこないかもしれません。「なぜそんなに金額に幅があるの?」「自分の場合はいくらくらいになるんだろう?」と疑問に思いますよね。

慰謝料の金額は、決まった計算式があるわけではなく、様々な事情を考慮してケースバイケースで決まります。ここでは、その金額が決まるまでのからくりや、どんな場合に金額が変動するのかについて、詳しく見ていきましょう。

この仕組みを知ることで、ご自身の状況を客観的に見つめ直すきっかけになるはずです。

慰謝料の金額に大きな幅がある、本当の理由

慰謝料の金額にこれほど大きな幅があるのは、慰謝料が「精神的苦痛に対する賠償金」だからです。あなたが受けた心の傷の大きさは、一人ひとり違いますよね。

そのため、裁判所は画一的な金額を決めるのではなく、個別の事情を細かく見て、精神的苦痛の度合いを判断し、金額を算出するのです。

具体的には、セックスレスの期間や原因、夫婦の年齢や婚姻期間、子どもの有無、相手の収入など、本当に様々な要素が考慮されます。例えば、新婚当初から一方的に拒否され続けたケースと、長年の結婚生活の末に自然とレスになったケースでは、精神的苦痛の度合いは異なると判断されるでしょう。

このように、多くの要素が複雑に絡み合って金額が決まるため、相場に幅が生まれるのです。

慰謝料が相場より高くなるかもしれない、5つのケースを紹介します

では、具体的にどんな場合に慰謝料は増額される傾向にあるのでしょうか。もしあなたの状況がこれらに当てはまるなら、相場よりも高い金額を請求できるかもしれません。

一つずつ確認してみてください。

慰謝料の増額要因

  • 拒否の仕方が悪質
  • セックスレス期間が長い
  • 不倫など他の原因がある
  • 精神的苦痛が大きい
  • 相手の収入・資産が多い

これらの要因が複数重なると、慰謝料はさらに高額になる可能性があります。特に、相手の行為が悪質であったり、不倫が絡んでいたりすると、精神的苦痛が大きいと判断されやすいため、金額に大きく影響します。

相手の拒否の仕方が悪質な場合

慰謝料が増額される大きな要因の一つが、相手の拒否の仕方が「悪質」と判断される場合です。例えば、あなたが性交渉を求めるたびに暴言を吐かれたり、人格を否定するような言葉で罵られたりしたケースがこれにあたります。

「お前とはしたくない」といった侮辱的な態度や、他の異性とは関係を持っているのにあなただけを拒否するなどの行為も、悪質性が高いとみなされる可能性があります。こうした行為は、あなたの心を深く傷つけるため、慰謝料の増額につながるのです。

不倫など他の離婚理由が重なった時

セックスレスに加えて、不倫(不貞行為)やDV(家庭内暴力)、モラハラなど、他の明確な離婚原因がある場合、慰謝料は大幅に増額される傾向にあります。特に不倫は、それ自体が大きな精神的苦痛を与える不法行為です。

セックスレスで悩んでいた上に、パートナーの裏切りが発覚した場合の心の傷は計り知れません。そのため、セックスレスの慰謝料と不倫の慰謝料が合算され、結果として300万円を超える高額な慰謝料が認められるケースも少なくありません。

逆に慰謝料が減ってしまう、またはゼロになる3つのパターン

慰謝料を請求する側として、増額要因だけでなく、減額されてしまう可能性についても知っておくことはとても大切です。相手から反論されたときに冷静に対応するためにも、どのような場合に慰謝料が減額、または請求できなくなるのかを見ていきましょう。

慰謝料の減額要因

  • あなたにも原因がある
  • 相手に正当な理由がある
  • 婚姻期間が短い

これらのケースでは、セックスレスの責任が相手だけにあるとは言えないため、慰謝料が減額されたり、場合によっては請求自体が認められなかったりします。自分の状況を振り返り、当てはまる点がないか確認してみることが重要です。

あなた自身にも原因があると考えられる場合

もし、セックスレスになった原因の一端があなたにもある場合、慰謝料は減額される可能性があります。これを「過失相殺」と言います。

例えば、あなたが日常的に相手に対して暴言を吐いていたり、家事を全くせずに不潔な環境にしていたり、相手を思いやる言動が欠けていたりした場合です。こうしたあなたの言動が、相手が性交渉する気をなくす原因になったと判断されると、相手だけに100%の責任を負わせるのは公平ではない、という考え方から慰謝料が減額されることがあるのです。

相手に病気など正当な理由があった場合

相手が性交渉を拒否するのに「正当な理由」がある場合は、慰謝料請求は認められません。例えば、うつ病などの精神疾患や、性機能障害(ED)、あるいは重い病気の治療中で体力的に難しいといった健康上の問題です。

また、単身赴任で長期間離れて暮らしていたり、高齢で自然に性交渉がなくなったりした場合も、やむを得ない事情と判断されることが多いです。こうしたケースでは、相手を一方的に責めることはできず、慰謝料の対象とはならないのです。

実際の裁判ではどうだった?判例からわかった慰謝料請求のリアル

実際の裁判ではどうだった?判例からわかった慰謝料請求のリアル

ここまで理論的な話をしてきましたが、「実際に裁判になったら、本当に慰謝料は認められるの?」というのが一番知りたいところですよね。理論上は請求できても、現実が伴わなければ意味がありません。

そこで、過去に実際にあった裁判の判例を見ていくことで、慰謝料請求のリアルな姿を探っていきましょう。成功した事例だけでなく、残念ながら請求が認められなかった事例も知ることで、あなたのケースを成功に導くための大切なヒントが見つかるはずです。

【判例1】一方的な性交渉の拒否で慰謝料100万円が認められた事例

これは、夫が妻からの性交渉の求めを正当な理由なく一方的に拒否し続けたことが原因で、夫婦関係が破綻したとされたケースです。この事例では、妻が何度も歩み寄ろうとしたにもかかわらず、夫が話し合いにさえ応じない不誠実な態度をとり続けました。

裁判所は、夫の一方的な拒絶行為が「婚姻を継続し難い重大な事由」にあたると認定。妻が受けた精神的苦痛は大きいとして、夫に対して100万円の慰謝料の支払いを命じました。

この判例からわかるのは、ただセックスレスであるという事実だけでなく、「どちらか一方が、歩み寄りの姿勢を見せずに拒絶し続けた」という点が、慰謝料を判断する上で非常に重要視されるということです。あなたが関係改善のために努力していた事実は、有利な材料になる可能性があります。

【判例2】不妊治療への不協力で慰謝料200万円になった話

子どもを強く望んでいた妻が不妊治療を希望したものの、夫が正当な理由なく協力を拒んだことで、夫婦関係が破綻したという事例もあります。このケースでは、妻は何度も夫に協力を求めましたが、夫は最後まで非協力的な態度を貫きました。

裁判所は、子どもを持つかどうかは夫婦にとって重要な問題であるとした上で、夫の非協力的な態度は、妻の「子どもを持ちたい」という切実な願いを踏みにじる行為であり、精神的苦痛は極めて大きいと判断。その結果、相場よりも高額な200万円の慰謝料が認められました。

この事例は、単なる性交渉の拒否にとどまらず、不妊治療という具体的な問題への非協力が、慰謝料を大きく増額させる要因になり得ることを示しています。人生設計に関わる重要な問題での非協力は、それだけ重く受け止められるのです。

【判例3】なぜ慰謝料が0円に?請求が認められなかった事例から学ぶこと

一方で、慰謝料請求が認められなかった(棄却された)ケースももちろん存在します。例えば、夫の仕事が多忙で心身ともに疲弊しており、性交渉に応じられる状態ではなかったという事例です。

このケースでは、妻も夫の状況をある程度理解していました。

裁判所は、夫の性交渉拒否には「正当な理由」があったと判断し、夫だけに責任を負わせることはできないとして、妻の慰謝料請求を認めませんでした。また、夫婦双方のコミュニケーション不足が原因でレスになったと判断されたケースや、もともと夫婦関係が冷え切っており、セックスレスが破綻の直接の原因とは言えないとされたケースでも、慰謝料は認められませんでした。

これらの失敗例から学べるのは、「相手に責任を一方的に押し付けられない事情」があると、慰謝料請求は極めて難しくなるということです。

3つの判例を比べてみて、慰謝料請求を成功させるために気づいたこと

ここまで3つの異なる判例を見てきました。これらの事例から、セックスレス離婚で慰謝料請求を成功させるための重要なポイントが見えてきます。

感情的に「許せない」と主張するだけでは、残念ながら慰謝料は認められません。

慰謝料請求成功の鍵

  • 相手の有責性の証明
  • 精神的苦痛の立証
  • 客観的な証拠の確保

この3つが、慰謝料請求の成否を分けると言っても過言ではありません。相手に「正当な理由なく」「一方的に」拒否されたこと、それによってあなたがどれだけ深く傷ついたか、そしてそれらを裏付ける証拠があるか。

この3点セットを揃えることが、あなたの主張を認めてもらうための最短ルートになるのです。

慰謝料請求で後悔しないために、最初にやっておくべきこと

慰謝料を請求すると心に決めたなら、感情のままに行動してしまうのは得策ではありません。後悔しないためには、冷静に、そして計画的に準備を進めることが何よりも大切です。

いざという時に「証拠がない」「どう話していいかわからない」と慌てないために、今からできることがあります。ここでは、慰謝料請求を有利に進めるための具体的な3つのステップを、順番に詳しく見ていきましょう。

この準備が、あなたの未来を大きく左右するかもしれません。

ステップ1:どんなものが証拠になる?有効な証拠の集め方

慰謝料請求で最も重要になるのが「証拠」です。残念ながら、「辛かったんです」と訴えるだけでは、法的な主張としては認められにくいのが現実。

「セックスレスの事実」と「それが原因で精神的苦痛を受けたこと」を客観的に示す証拠を集めることが、最初のステップになります。

有効な証拠の例

  • 日記やメモ
  • メールやLINEの履歴
  • 夫婦の会話の録音
  • 第三者の証言

これらの証拠は、一つだけでは弱くても、複数組み合わせることで強力な証明力を持つことがあります。いつ、どこで、誰が、何をしたか(何を言ったか)を具体的に記録しておくことが、すべての証拠に共通するポイントです。

日々の記録が力になる「日記やメモ」

セックスレスを証明する上で、日記や手帳、カレンダーへのメモは非常に有効な証拠になり得ます。いつ性交渉を求めて、どのように断られたのか、その時のあなたの気持ちなどを、できるだけ具体的に、継続して記録しておきましょう。

「〇月〇日、勇気を出して誘ったが『疲れている』と背を向けられた。悲しくて眠れなかった」といった具体的な記述が重要です。

手書きの日記だけでなく、スマートフォンのメモアプリやブログなどでも構いません。継続的な記録は、あなたの苦しみを客観的に示す強力な武器になります。

直接的なやり取りがわかる「メールやLINE」

パートナーとのメールやLINEのやり取りも、有力な証拠となります。特に、あなたが性交渉を求めたメッセージや、それに対する相手からの拒絶の返信、セックスレスについて話し合おうとした履歴などは、直接的な証拠として価値が高いです。

スクリーンショットを撮るだけでなく、可能であればメッセージ全体を保存しておきましょう。ただし、相手を挑発したり、感情的な言葉で責め立てたりする内容は、あなたに不利に働く可能性もあるので注意が必要です。

ステップ2:話し合いはどう進める?3つの方法と選び方

証拠がある程度集まったら、次は実際に離婚と慰謝料についての話し合いを進めていく段階に入ります。話し合いの方法には、大きく分けて3つのステップがあります。

いきなり裁判になるわけではないので、安心してください。

話し合いの進め方

  • 夫婦間の協議
  • 家庭裁判所の調停
  • 離婚裁判

基本的には、まず夫婦間での「協議」からスタートし、そこで話がまとまらなければ、第三者を交えた「調停」、それでもダメなら最終手段として「裁判」という流れで進んでいきます。それぞれの方法にメリットとデメリットがあります。

まずは二人で話し合う「離婚協議」

最初に行うのが、夫婦二人での話し合いである「離婚協議」です。カフェや自宅など、冷静に話せる場所で、離婚の意思と慰謝料を請求したい旨を伝えます。

この段階でお互いが合意できれば、最も時間や費用をかけずに解決できます。合意した内容は、後々のトラブルを防ぐためにも、必ず「離婚協議書」や「公正証書」といった書面に残しておくことが非常に重要です。

ただし、相手が感情的になったり、話し合いに全く応じなかったりする場合は、無理に続けず次のステップに進みましょう。

第三者を交えて話し合う「離婚調停」

夫婦間での協議がまとまらない場合や、相手が話し合いに応じてくれない場合は、家庭裁判所に「離婚調停」を申し立てます。調停では、調停委員という中立的な立場の第三者が間に入り、双方の意見を聞きながら、合意点を探る手助けをしてくれます。

夫婦が直接顔を合わせずに話を進めることも可能なので、感情的な対立を避けやすいというメリットがあります。ここで合意に至れば「調停調書」が作成され、これは裁判の判決と同じ効力を持ちます。

ステップ3:どのタイミングで相談すればいい?弁護士に頼るべき時

「弁護士に相談するなんて、なんだか大げさな気がする…」と感じるかもしれません。しかし、慰謝料請求を有利に進め、何よりあなたの精神的な負担を軽くするためには、専門家である弁護士のサポートが非常に心強い味方になります。

では、どのタイミングで相談するのがベストなのでしょうか。結論から言うと、「離婚を考え始めたら、できるだけ早い段階」で相談することをおすすめします。

理想的なのは、相手に離婚を切り出す前や、証拠を集め始める段階です。このタイミングで相談すれば、どのような証拠が有効か、どのように集めれば法的に問題ないかなど、的確なアドバイスをもらえます。

また、相手との交渉をすべて弁護士に任せることで、あなたは直接相手と顔を合わせるストレスから解放されます。特に、相手が高圧的な態度をとる場合や、話し合いが全く進まない場合は、すぐにでも弁護士に相談すべき時と言えるでしょう。

まとめ:一人で抱え込まないで。セックスレスの悩みは専門家へ相談する選択肢もある

ここまで、セックスレス離婚における慰謝料の相場や条件、請求のためのステップについて詳しく見てきました。多くの情報を前に、やるべきことがたくさんあると感じたかもしれません。

何より、この問題をたった一人で抱え、相手と対峙していくのは、精神的に本当に辛いことです。もしあなたが少しでも「一人では無理かもしれない」「どう進めたらいいかわからない」と感じたら、どうか専門家である弁護士に相談するという選択肢を思い出してください。

それは決して特別なことではありません。

弁護士に頼むと何が良いの?メリットと費用の話

弁護士に依頼することには、あなたが思っている以上にたくさんのメリットがあります。費用はかかりますが、それに見合うだけの価値を感じられるはずです。

具体的にどんなメリットがあるのか、そして気になる費用についてもお話しします。

弁護士に依頼する利点

  • 精神的な負担の軽減
  • 法的に有利な交渉
  • 適切な慰謝料の獲得
  • 手続きの代行

最大のメリットは、相手との交渉窓口になってもらえることによる精神的負担の軽減です。また、法的な知識を駆使して有利に交渉を進め、あなたが本来受け取るべき適切な金額の慰謝料を獲得できる可能性が高まります。

弁護士に依頼する具体的なメリット

弁護士はあなたの代理人として、相手との交渉や書面の作成、調停や裁判への出席など、煩雑な手続きをすべて行ってくれます。これにより、あなたは仕事や日常生活に集中できます。

何より、法律の専門家が味方にいるという安心感は、何物にも代えがたいものです。感情的になりがちな離婚の話し合いにおいて、冷静かつ論理的にあなたの主張を代弁してくれる存在は、交渉を有利に進める上で不可欠と言えるでしょう。

気になる弁護士費用の内訳

弁護士費用は、大きく分けて「相談料」「着手金」「報酬金」の3つで構成されるのが一般的です。相談料は30分5,000円程度が相場ですが、初回無料の事務所も多いです。

着手金は、依頼時に支払う費用で20万~40万円程度、報酬金は、慰謝料を獲得できた場合にその中から支払う成功報酬で、経済的利益の10%~20%程度が相場です。事務所によって料金体系は異なるので、依頼前に必ず確認しましょう。

まずは無料相談から。あなたの慰謝料がどのくらいか聞いてみませんか

「弁護士に相談=依頼」ではありません。多くの法律事務所では、初回の法律相談を無料で行っています。

この無料相談を利用しない手はありません。

まずはあなたの状況を専門家に聞いてもらいましょう。あなたのケースで慰謝料を請求できる可能性があるのか、もし請求できるとしたら、おおよその相場はいくらくらいになりそうか、といった具体的な見通しを教えてもらえます。

それだけでも、今後の見通しが立ち、心のモヤモヤが晴れるはずです。

一人で悩み続けるのは、本当にお辛いと思います。その重荷を少しだけ軽くするために、まずは専門家の話を聞いてみる、という一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

あなたの幸せな未来への、大切な第一歩になるはずです。

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