セックスレスは何ヶ月から?定義と目安の期間【1ヶ月が分岐点】

「パートナーとの夜の生活、いつからなくなりましたか…?」誰にも相談できず、一人で悩んでいませんか。実は、日本の夫婦の約半数がセックスレスというデータがあり、決してあなただけの悩みではないんです。

特に「1ヶ月以上」何もない状態は、関係を見直すサインかもしれません。この記事では、セックスレスの定義から原因、そして具体的な解消ステップまで、一人で抱え込んでいるあなたの悩みに寄り添いながらお伝えします。

読み終わる頃には、「私だけじゃなかったんだ」と心が軽くなり、「もう一度、試してみよう」という希望が持てるはずです。

目次

「もしかして、うちも?」セックスレスの定義、気づいた時の話

「もしかして、うちも?」セックスレスの定義、気づいた時の話

「セックスレス」という言葉はよく聞くけれど、具体的にどれくらいの期間からそう呼ばれるのか、はっきりとは知らない方も多いのではないでしょうか。わかります、その気持ち。

私も最初は「忙しいだけかな」と軽く考えていました。でも、気づけば数ヶ月…。

このセクションでは、まずセックスレスの定義を正しく理解し、自分たちの状況を客観的に見つめ直すことから始めたいと思います。期間だけでなく、お互いの気持ちがどうかも大切なポイントなんです。

専門家が言う「セックスレス」の本当の意味

セックスレスの定義について、専門家の間ではどう考えられているのでしょうか。

日本性科学会は、「特殊な事情が認められないにもかかわらず、カップルの合意した性交あるいはセクシュアル・コンタクトが1ヶ月以上なく、その後も長期にわたることが予想される場合」と定義しています。

ここで大事なのは、「特殊な事情」がないという点です。例えば、単身赴任や病気、妊娠中など、物理的に性交渉が難しい状況は含まれません。

あくまで、お互いが一緒にいて健康であるにも関わらず、1ヶ月以上関係がない状態を指します。この定義を知った時、「うちも当てはまるかもしれない」とドキッとする方は少なくないはずです。

定義を知って初めて気づいたこと

私自身、この定義を初めて知った時、正直ショックでした。単に回数が減っただけだと思っていたからです。

でも「1ヶ月以上」という具体的な期間を示されると、自分たちの状況を直視せざるを得なくなりました。病気でもないし、喧嘩しているわけでもない。

それなのに、もう何ヶ月も触れ合っていない。この定義は、問題から目をそらしていた自分に、現実を突きつけてくれるきっかけになったんです。

「特殊な事情」の捉え方について

「特殊な事情」の解釈は、カップルによって少し違うかもしれません。例えば、仕事が極端に忙しい時期や、介護で心身ともに疲弊している時期も、一時的な「特殊な事情」と考えることもできます。

大切なのは、その状況が終わった後、自然に関係が戻るかどうかです。もし忙しさが落ち着いてもレスの状態が続くなら、それはもう「特殊な事情」とは言えないのかもしれません。

自分たちの状況を冷静に見つめることが第一歩になります。

「たった1ヶ月」がなぜ危険信号なのか、その理由

「1ヶ月くらい、よくあることじゃない?」そう思うかもしれません。たしかに、一度や二度なら誰にでもあることです。

でも、これが常態化すると話は別です。

1ヶ月という期間は、性的な関係が「特別なもの」から「なくても平気なもの」へと変わる、心理的な分岐点になりやすいんです。最初は「今週は疲れてるから」だったのが、翌週には「まあ、いっか」となり、1ヶ月も経つと誘うこと自体が億劫になったり、気まずくなったりします。

この「気まずさ」が、セックスレスを長期化させる大きな原因になるんです。

危険信号のサイン

  • 誘うのが気まずい
  • 断られるのが怖い
  • なくても平気になる

この3つの感情が芽生え始めたら、注意が必要です。これらは、関係が当たり前になり、誘う勇気や断られる覚悟といったエネルギーを使わなくなるサイン。

1ヶ月という期間は、この状態に慣れてしまうのに十分な時間なんです。

期間よりも大切なこと、夫婦の気持ちに気づいた経験

ここまで期間の話をしてきましたが、実はもっと大切なことがあります。それは、夫婦がお互いの状況に納得しているかどうかです。

たとえ性交渉が半年に1回でも、お互いがそのペースに満足し、愛情を確認できていれば、それは問題ではありません。逆に、週に1回あっても、どちらかが義務的に感じていたり、不満を抱えていたりすれば、それは「心のセックスレス」と言えるかもしれません。

重要なのは、回数や期間という数字ではなく、お互いの満足度なんです。

あなたの心に問いかけてみてください。「今の状況に、本当に満足していますか?」もし少しでも「寂しい」「満たされない」という気持ちがあるなら、それはあなたの心が発しているサインです。

その気持ちに蓋をしないであげてください。

数字に囚われすぎていた過去

以前の私は「世間の平均は週に1回らしい」といった情報に振り回されていました。そして、その基準と自分たちを比べては落ち込んでいたんです。

でも、あるカウンセラーの方に「あなたたち夫婦にとっての心地良いペースを見つけることが大事ですよ」と言われ、ハッとしました。他人と比べるのではなく、自分たちの心と向き合うこと。

それが、問題の本質に気づくきっかけになりました。数字はあくまで目安。

大切なのは、二人の心なんです。

これって予備軍?自分たちで確かめる方法

「うちはまだセックスレスじゃないと思うけど、最近ちょっと…」と感じている方のために、セックスレス予備軍かどうかを確かめる簡単なチェックリストを用意しました。

3つ以上当てはまったら、少し注意が必要かもしれません。これはどちらか一方を責めるためのものではなく、二人の現状を客観的に見るためのツールです。

正直な気持ちでチェックしてみてください。

予備軍チェックリスト

  • スキンシップが減った
  • 会話が業務連絡だけ
  • 相手に魅力を感じない
  • 寝る時間がバラバラ
  • スマホを見て寝落ち
  • 「ありがとう」がない
  • 相手の機嫌を伺う

これらの項目は、セックスレスに陥る夫婦によく見られる兆候です。特に「スキンシップの減少」や「会話不足」は、心の距離が離れ始めているサイン。

まだ深刻な状態になる前に、小さなサインに気づくことが、関係を改善するための第一歩になりますよ。

なぜすれ違う?セックスレスになる夫婦のリアルな原因

なぜすれ違う?セックスレスになる夫婦のリアルな原因

セックスレスになってしまう原因は、本当に様々です。そして、多くの場合、夫側と妻側で感じている原因が違うことも少なくありません。

わかります、そのすれ違いが一番辛いんですよね。「どうして分かってくれないの?」という気持ちが、さらに二人を遠ざけてしまう。

ここでは、男女それぞれの主な原因と、夫婦に共通する原因を具体的に見ていき、すれ違いの背景にあるお互いの本音を探っていきましょう。

夫が口にしない「本当の理由」に気づくまで

夫側がセックスレスの原因になる場合、妻側からは「ただ疲れているだけ」と思われがちです。でも、その裏には男性特有のデリケートな問題が隠れていることも多いんです。

仕事のプレッシャーやストレスは、男性の性欲に直接影響を与えます。また、プライドの高さから「誘って断られたら傷つく」という恐怖を感じ、誘うこと自体を避けてしまうケースも少なくありません。

妻からすると「求めてくれていない」と感じるかもしれませんが、夫は夫で「求めたいけど、自信がない」という葛藤を抱えている可能性があるのです。

夫側の主な原因

  • 仕事のストレス
  • 性的な自信の低下
  • 断られることへの恐怖
  • 妻を女性と見れない

これらの原因は、男性のプライドに関わるため、なかなか本音を話してくれないことが多いです。ただ「疲れてる」の一言で片付けられてしまう背景には、こうした複雑な心理が隠れているかもしれない、という視点を持つことが大切です。

ある日夫が漏らした本音

私の夫も、ずっと「仕事で疲れてる」としか言いませんでした。でも、ある晩、お酒を飲みながら話している時に「正直、最近自信がなくて…誘ってもしダメだったらって思うと怖いんだ」と打ち明けてくれたんです。

その言葉を聞いて、私は彼を責めていた自分を恥じました。彼も彼で、一人で悩んでいたんだと。

この出来事をきっかけに、私は彼のプレッシャーを理解しようと努めるようになりました。

妻の体が「NO」と言う時、知っておきたいこと

一方で、妻側に原因がある場合も多く、その背景には女性特有の身体的・精神的な変化が大きく関わっています。辛いですよね、自分の体なのに思うようにならないのは。

特に大きいのが、出産と育児です。出産による身体的なダメージやホルモンバランスの乱れ、そして24時間体制の育児による疲労困憊。

そんな状況で、夫から求められても「そんな気分になれない」と感じるのは、決してわがままではありません。むしろ、自然な体の反応なんです。

また、夫が育児に非協力的だと、「どうして私だけが大変な思いをして、あなたの相手までしなきゃいけないの?」という不満が、性的な欲求を完全にシャットアウトしてしまうこともあります。

妻側の主な原因

  • 出産・育児の疲れ
  • ホルモンバランスの変化
  • 夫への不満・不信感
  • 性交痛などの身体問題

これらの原因は、夫側からは理解されにくいことが多いのが現実です。「子供を産んだら変わってしまった」と感じる夫もいますが、それは女性の心と体が大きな変化を乗り越えている証拠。

この変化への理解とサポートが、レス解消の鍵になります。

「母親」のスイッチが切れない日々

子供が生まれてから数年間、私は常に「母親」でした。夜中に何度も起こされ、日中は子供から目が離せない。

夫が帰ってきても、頭の中は子供のことでいっぱい。そんな時、夫に求められても、どうしても「女」のスイッチが入らないんです。

「ごめん、疲れてる」と断るたびに罪悪感を感じていましたが、心と体が完全についていかない。この感覚は、経験した人にしか分からないかもしれません。

夫には、まずこの「スイッチが切れない辛さ」を理解してほしかったんです。

いつからだろう?夫婦の間にできた見えない壁

男女それぞれの原因だけでなく、夫婦共通の問題がセックスレスを引き起こしているケースも非常に多いです。気づかないうちに、二人の間に見えない壁ができてしまっているのかもしれません。

最も大きな原因は、コミュニケーション不足です。日々の感謝や愛情を言葉にしなくなり、会話が子供のことやお金のことといった「業務連絡」ばかりになっていませんか?心の繋がりが希薄になると、体の繋がりを求める気持ちも自然と薄れていってしまいます。

また、長年連れ添うことによるマンネリ化も大きな要因です。相手がいることが当たり前になり、ドキドキや新鮮さが失われてしまう。

これも、多くの夫婦が直面する課題です。

「ありがとう」の一言がなかった

振り返ってみると、私たちの会話からはいつの間にか「ありがとう」という言葉が消えていました。夫がゴミ出しをしてくれても、私がお茶碗を洗っても、それは「やって当たり前」のこと。

感謝の気持ちを伝え合う習慣がなくなったことで、お互いを尊重する気持ちも薄れていたんだと思います。セックスは愛情表現の一つ。

その土台となる日々の感謝や思いやりがなければ、成り立つはずがありませんでした。小さな「ありがとう」を取り戻すことが、私たちの関係改善の第一歩だったんです。

温度差が辛い、相手が問題と思っていない時の気持ち

セックスレスの悩みで最も辛いことの一つが、パートナーとの「温度差」ではないでしょうか。自分は深刻に悩んでいるのに、相手は全く問題だと思っていない。

この状況は、孤独感を深めますよね。

相手が問題視していない理由は様々です。「セックスがなくても家族として仲良くやっているから大丈夫」「仕事で疲れていて、それどころじゃない」「年齢的に仕方ない」など、相手なりの理屈があるのかもしれません。

しかし、あなたが「寂しい」「愛されていない気がする」と感じているなら、それは紛れもない「問題」です。この温度差を放置すると、やがて愛情そのものに疑問を抱くようになり、関係に深刻な亀裂が入りかねません。

大切なのは、「私はこう感じている」という自分の気持ちを、相手に正直に伝えることです。相手を責めるのではなく、「私はあなたに触れたい」「愛されていると実感したい」という素直な願いとして伝えることが、相手の心に響く第一歩になります。

もう一度向き合いたい、関係修復への4つのステップ

もう一度向き合いたい、関係修復への4つのステップ

「このままの関係は嫌だ。でも、何から始めたらいいか分からない…」そう感じているあなたへ。

セックスレスの解消は、決して不可能ではありません。焦らず、一つずつ、できることから始めてみませんか?ここでは、多くの夫婦が実践して効果があった、関係修復のための具体的な4つのステップをお伝えします。

大切なのは、いきなりゴールを目指すのではなく、小さな一歩を踏み出す勇気です。

Step1: 何から話せばいい?最初にやるべきこと

関係改善の第一歩は、何よりもまず「話し合う」ことです。でも、このテーマは非常にデリケート。

切り出し方を間違えると、相手を追い詰めたり、喧嘩になったりしかねません。

ポイントは、相手を責めないこと。「なんでしてくれないの?」という詰問口調ではなく、「最近、あまり触れ合えてなくて寂しいな」「私は、あなたともっと繋がりたいと思ってる」というように、自分の気持ち(Iメッセージ)を主語にして伝えることが大切です。

また、話すタイミングも重要。相手が疲れている時や、テレビを見ている時などは避け、週末の夜など、お互いがリラックスできる時間を選びましょう。

話し合いのポイント

  • 相手を責めない
  • 自分の気持ちを伝える
  • リラックスできる時間を選ぶ

この話し合いの目的は、セックスをすることではありません。まずはお互いの本音を知り、心の距離を縮めることがゴールです。

勇気がいる一歩ですが、ここを避けては前に進めません。あなたの素直な気持ちは、きっと相手に届くはずです。

勇気を出して手紙を書いた経験

私は口頭で伝える自信がなかったので、手紙を書きました。「いつもお仕事ありがとう」という感謝の言葉から始め、「最近、あなたに触れたいと思うことが増えました。

でも、どう伝えたらいいか分からなくて…」と、正直な気持ちを綴りました。夫は黙って読んでいましたが、翌日「手紙、ありがとう。

俺も考えてることはあったんだ」と話してくれました。面と向かって言えないことも、手紙なら伝えられるかもしれません。

Step2: セックスだけじゃない、心の距離を縮める方法

いきなり性交渉を目指すのは、ハードルが高いと感じるかもしれません。そんな時は、まず性交渉以外のスキンシップから始めてみましょう。

手をつなぐ、ハグをする、肩を揉む、隣に座ってテレビを見る。そんな何気ない触れ合いが、お互いの心に安心感を与え、愛情ホルモンと呼ばれる「オキシトシン」の分泌を促します。

このホルモンは、信頼感や親密さを高める効果があると言われています。セックスをゴールに設定せず、ただ「触れ合うこと」自体を目的とすることで、お互いのプレッシャーが軽くなり、自然な流れで次のステップに進めることがあります。

始めやすいスキンシップ

  • 手をつないで散歩
  • 「いってらっしゃい」のハグ
  • ソファで隣に座る
  • マッサージをし合う

これらの小さなスキンシップは、日常生活の中に簡単にとりいれることができます。「セックスしなきゃ」というプレッシャーから解放され、純粋に相手の温もりを感じる時間を作ることが、心の距離をぐっと縮めてくれるはずです。

Step3: 日常を少し変える、マンネリ打破のヒント

長年の夫婦生活でマンネリ化しているなら、雰囲気や環境を変えてみるのも非常に効果的です。いつもと違うシチュエーションが、お互いの気持ちに新鮮な刺激を与えてくれます。

例えば、寝室の照明を間接照明に変えてみたり、肌触りの良いシーツに新調したりするだけでも雰囲気は大きく変わります。たまには二人で少しお洒落なレストランで食事をしたり、近場のホテルに一泊してみるのも良いでしょう。

大切なのは、「夫婦」という日常から少しだけ離れて、「恋人」だった頃の気持ちを思い出すきっかけを作ることです。非日常的な空間が、二人の間の見えない壁を取り払ってくれるかもしれません。

思い出の場所への小旅行がきっかけに

私たちの場合、付き合っていた頃によく行った海辺のカフェへ、数年ぶりに二人だけで出かけました。子供たちは実家に預けて、本当に久しぶりの二人きりの時間。

昔と同じ景色を見ながら話しているうちに、自然と恋人だった頃の気持ちが蘇ってきました。その日の夜、ホテルで自然に手を繋げた時、「まだ大丈夫かもしれない」と心から思えたんです。

環境を変える力は、想像以上に大きいものでした。

Step4: 二人だけじゃ無理かも、そうと思った時の選択肢

色々と試してみたけれど、どうしても状況が改善しない。そんな時は、専門家の力を借りるという選択肢も考えてみてください。

辛いですよね、頑張ってもうまくいかないのは。

夫婦カウンセリングやセックスセラピーは、決して特別なものではありません。第三者である専門家が間に入ることで、感情的にならずに冷静に話し合うことができますし、自分たちでは気づかなかった問題の本質が見えてくることもあります。

また、男性のED(勃起不全)や女性の性交痛など、身体的な問題が原因の場合は、泌尿器科や婦人科を受診することも大切です。一人で、あるいは二人だけで抱え込まず、専門家を頼ることは、決して恥ずかしいことではないんです。

相談できる専門家

  • 夫婦カウンセラー
  • セックスセラピスト
  • 婦人科・泌尿器科

これらの専門家は、あなたの悩みに寄り添い、解決への道を一緒に探してくれるパートナーです。自分たちだけで行き詰まってしまった時、勇気を出してドアを叩いてみることで、新たな道が開けるかもしれません。

離婚も頭をよぎる、その前に考えるべきこと

セックスレスが長引くと、「もう夫婦としてやっていけないかもしれない…」と離婚が頭をよぎることもあるでしょう。その気持ち、痛いほどわかります。

愛されている実感がないまま一緒にいるのは、本当に辛いことです。しかし、離婚という大きな決断を下す前に、一度立ち止まって冷静に考えておくべきことがあります。

後悔しない選択をするために、法律上のこと、そして自分の心と向き合ってみましょう。

法律は味方してくれる?離婚理由としての現実

まず、法律的に「セックスレス」だけで離婚が認められるのか、という点です。

結論から言うと、セックスレスだけを理由に、相手の合意なく離婚を成立させるのは簡単ではありません。日本の法律では、離婚が認められる「法廷離婚事由」が定められていますが、セックスレスは直接的には明記されていません。

ただし、「婚姻を継続し難い重大な事由」の一つとして、セックスレスが考慮されるケースはあります。その場合、単に性交渉がないという事実だけでなく、それによって夫婦関係が完全に破綻しているかどうかが重要な判断材料になります。

考慮されるポイント

  • レスの期間
  • 拒否の理由
  • 修復努力の有無
  • 関係破綻の程度

これらの要素を総合的に判断し、裁判所が「もはや夫婦関係の修復は不可能」と認めれば、離婚が成立する可能性があります。しかし、これはあくまで最終手段。

法律を頼る前に、まだできることがあるかもしれません。

後悔しないために、別れを口にする前に確認したいこと

「離婚」という言葉を口にするのは、最後にするべきです。一度口に出してしまうと、関係の修復がさらに難しくなる可能性があるからです。

その前に、自分の心に問いかけてほしい3つのことがあります。

一つ目は、「問題はセックスレスだけか?」。セックスレスの裏には、コミュニケーション不足や価値観の違いなど、他の問題が隠れていることが多いです。

もしセックスレスが解消されても、他の問題が解決しなければ、本当の幸せは訪れないかもしれません。二つ目は、「自分にできることはすべてやったか?」。

話し合い、スキンシップ、環境の変化など、やれるだけの努力をしたか、もう一度胸に手を当てて考えてみてください。三つ目は、「離婚後の生活を具体的に想像できるか?」。

感情的に「別れたい」と思うだけでなく、経済的なこと、子供のこと、住む場所など、現実的な生活設計を冷静に考えられるかが大切です。

離婚後のシミュレーションで冷静になれた

一時期、本気で離婚を考えて、弁護士の無料相談に行ったり、一人で暮らすための家賃を調べたりしました。でも、具体的な数字や手続きを目の当たりにするうちに、感情的になっていた自分に気づき、少し冷静になれたんです。

離婚はゴールではなく、新しい生活のスタート。そのスタートラインに立つ覚悟が自分にあるのかを問う、良い機会になりました。

結局、その時は「まだ頑張れることがあるはずだ」と思い直し、関係修復の道を選びました。

私たちの未来、どう決めるか

最終的に、修復を目指すか、別れを選ぶか。その判断基準は、あなた自身の心の中にしかありません。

一つの判断基準として、「相手への愛情や尊敬の気持ちが、まだ残っているか」という点が挙げられます。セックスレスは辛いけれど、人として好き、家族として大切、という気持ちがまだあるなら、修復の可能性は十分にあります。

逆に、セックスレスが原因で相手への愛情が完全に冷めきってしまい、顔を見るのも嫌、という状態であれば、別れを選択する方がお互いのためかもしれません。

どちらの道を選んでも、後悔しないために大切なのは、「自分で考え、自分で決める」ことです。誰かの意見に流されるのではなく、自分の心と真剣に向き合い、出した結論であれば、どんな結果になっても前に進んでいけるはずです。

あなたの人生の主役は、あなた自身なのですから。

誰にも聞けないセックスレスの疑問、ここで解決します

セックスレスの悩みは、親しい友人にもなかなか相談しづらいものですよね。「こんなこと聞いたら、どう思われるだろう…」と、一人で抱え込んでいませんか?ここでは、多くの方が疑問に思うけれど、なかなか口に出せない質問にお答えします。

あなたと同じ悩みを持つ人が、きっとたくさんいるはずです。少しでもあなたの心のつかえが取れれば嬉しいです。

子供がいるからこそ、考えたい夫婦の関係

Q. 子供がいますが、セックスレスは問題ですか?

A. これは非常によくある質問です。「子供がいるから、夫婦は二の次でいい」「親として機能していれば問題ない」と考える方もいるかもしれません。

しかし、私はそうは思いません。

子供にとって、両親が仲が良いことは何よりの安心材料です。セックスレスが原因で夫婦の会話がなくなったり、家庭の雰囲気がギスギスしたりすると、子供は敏感にそれを感じ取ります。

もちろん、性交渉があるかどうかを子供が知る由もありません。でも、その根底にある「夫婦の心の繋がり」は、家庭の空気として確実に伝わるんです。

子供がいるからこそ、夫婦が男女としても良い関係でいる努力をすることは、巡り巡って子供の幸せにも繋がります。「パパとママ」である前に、一人の男と女、そして夫婦であるという意識を持つことが大切ではないでしょうか。

相手との温度差、どう埋めていけばいいか

Q. 相手はセックスレスを問題だと思っていません。どうすればいいですか?

A. 辛いですよね、この温度差は本当に孤独を感じるものです。相手が問題視していない場合、一方的に「これが問題だ!」と突きつけても、相手は心を閉ざしてしまうだけかもしれません。

ここでも大切なのは、相手を責めるのではなく、自分の気持ちを伝える「Iメッセージ」です。「あなたは平気かもしれないけど、私は寂しい」「あなたに愛されている実感がなくて、不安になることがある」というように、あくまで自分の感情として伝えるのです。

そして、相手がなぜ問題だと思っていないのか、その理由を冷静に聞いてみましょう。もしかしたら、相手なりに「家族を愛しているから大丈夫」と考えているのかもしれません。

お互いの「愛情の示し方」や「求めるもの」が違うだけ、という可能性もあります。まずはそのズレを認識し、お互いが納得できる着地点を探る対話を始めることが、温度差を埋める第一歩になります。

「愛情のコップ」の話

カウンセリングで「人にはそれぞれ愛情のコップがあって、満たされ方が違う」という話を聞きました。夫は「仕事を頑張ること」で私のコップを満たしているつもりだった。

でも、私のコップは「スキンシップ」でしか満たされないものだったんです。このズレに気づいてから、お互いの「愛情表現」を言葉で確認するようになりました。

「いつもありがとう、でもハグもしてくれると嬉しいな」と伝えることで、夫も私の求めるものが分かってきたようです。

再発はありえる?良い関係を続けるコツ

Q. 一度解消しても、またレスに戻ることはありますか?

A. 正直に言うと、その可能性はあります。一度関係が改善しても、日々の忙しさや慣れから、また以前のような関係に戻ってしまうことは珍しくありません。

大切なのは、セックスレス解消を「ゴール」と考えるのではなく、「良い関係を続けるためのスタート」と捉えることです。そのためには、関係が良かった時に何をしていたかを思い出し、それを習慣化することが効果的です。

例えば、「週に一度は二人で話す時間を作る」「寝る前に必ずハグをする」など、簡単なルールを決めておくのです。

また、もし少し関係が遠のいたと感じたら、早めにサインを出し合うことも大事です。「最近、ちょっと寂しいな」と気軽に言い合える関係を築いておけば、深刻なレスに逆戻りするのを防ぐことができます。

夫婦関係は、一度作ったら終わりではなく、植物に水をやり続けるように、常に関心を持ち、育てていくものなのかもしれませんね。

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