「最近、夫が求めてこないな…もしかして、私のせい?」そんな風に一人で悩んでいませんか。実は、セックスレスに悩む夫婦は4割以上とも言われ、決して珍しいことではありません。
でも、その原因が愛情の冷えではなく、夫が口に出せない「プレッシャー」にあるとしたら…?この記事では、カウンセリングの現場で見えてきた、夫側が抱えがちな心理的な重荷と、その解決のヒントをお伝えします。読み終わる頃には「そういうことだったのかも」と心が軽くなり、明日から試せる具体的な一歩が見つかるはずです。
「私のせい?」と自分を責めないで。セックスレスは愛情のバロメーターじゃない

夫から求められない日々が続くと、「女性としての魅力がなくなったのかな」「もう愛されていないのかもしれない」と、どうしても自分を責めてしまいますよね。わかります、その気持ち。
でも、少しだけ立ち止まって考えてみてください。その悩み、もしかしたらあなた自身とは全く別のところに原因があるのかもしれません。
夫婦関係はとても繊細で、セックスレスという問題も、単純な愛情の有無だけでは測れないことが多いんです。特に男性は、女性が思う以上に複雑な心理を抱えていることがあります。
夫が求めてこないのは、あなたの魅力とは別の問題かも
まず一番にお伝えしたいのは、夫が求めてこないことが、あなたの魅力が減ったこととイコールではないということです。
結婚して数年も経てば、お互いに体型が変わったり、日々の生活に追われて身なりに構う時間がなくなったりすることもあるでしょう。でも、それはお互い様ですよね。
夫があなたを「愛していない」から求めてこないのではなく、「求められない」何らかの理由を彼自身が抱えている可能性が高いのです。
例えば、仕事で大きなプレッシャーにさらされていたり、父親としての役割に押しつぶされそうになっていたり…。男性はプライドが高い生き物でもあり、自分の弱さや悩みを素直に妻に打ち明けられないことがよくあります。
その結果、心と体が離れてしまい、セックスどころではなくなってしまうのです。
セックスレスの原因は「愛情不足」より「夫側の心理」にあることが多い
多くの女性は、セックスを愛情表現の一つとして捉えています。だからこそ、レスになると「愛されていない」と感じてしまう。
これは自然な感情です。
しかし、男性にとってのセックスは、愛情表現であると同時に、自身のコンディションや精神状態に大きく左右される行為でもあります。愛情が深くても、心に余裕がなければ、身体が反応しないことは珍しくありません。
実際にカウンセリングでお話を伺っていても、「妻のことは今でも愛しているし、大切に思っている。でも、なぜかそういう気持ちになれない」と苦しんでいる男性は本当に多いんです。
愛情と性欲が必ずしも直結しない。この男女間の違いを理解することが、問題解決の第一歩になります。
まずは夫が抱えるプレッシャーを理解することから始めよう
もしあなたが夫との関係を改善したいと願うなら、まずは「なぜ?」と彼を問い詰めるのではなく、「どんな荷物を背負っているんだろう?」と彼の心の内側に寄り添ってみることが大切です。
彼がどんなプレッシャーを感じ、何に苦しんでいるのか。それを理解しようと努めるだけで、あなたの彼に対する見方や接し方が変わり、それが夫の心を少しずつ溶かしていくきっかけになるかもしれません。
次の章では、夫がなかなか口に出せずにいる、具体的な心理的プレッシャーについて詳しく見ていきましょう。もしかしたら、「これだったのかも」と思い当たる節があるかもしれませんよ。
これだったのかも…夫が口に出せない5つの心理的プレッシャー

「最近疲れてる?」と聞いても、「別に」としか返ってこない。夫が何を考えているのかわからず、もどかしい気持ちになりますよね。
でも、その短い返事の裏には、言葉にできない様々なプレッシャーが隠れているのかもしれません。ここでは、多くの男性が抱えがちな5つの心理的プレッシャーについて、一つひとつ見ていきたいと思います。
1. 仕事の責任と成果へのプレッシャー
特に働き盛りの30代、40代の男性にとって、仕事は生活の中心であり、アイデンティティそのものであることが多いです。家族を養う大黒柱としての責任が、知らず知らずのうちに重くのしかかっています。
仕事の重圧
- 昇進や役職
- 厳しいノルマ
- 部下のマネジメント
- 人間関係
これらのプレッシャーは、常に頭の中を支配します。家に帰っても仕事のことが頭から離れず、心身ともに緊張状態が続いているのです。
このような状態では、リラックスして妻と向き合う余裕がなくなってしまうのも無理はありません。
家に帰っても戦闘モードが解けない心理
私のカウンセリングに来られたAさん(42歳)の夫は、中間管理職として常に成果を求められていました。彼は「家に帰っても、明日の会議の資料のことが頭から離れない。
妻が話しかけてきても、正直、上の空だったと思う」と語っていました。
交感神経が優位な「戦闘モード」が続くと、リラックスを司る副交感神経がうまく働かなくなります。性的な興奮は副交感神経が優位な時に起こるため、常に緊張状態にある夫は、物理的に「その気になれない」状態に陥ってしまうのです。
「弱音を吐けない」という男性特有のプライド
さらに男性は、「仕事の悩みを家庭に持ち込みたくない」「妻に心配をかけたくない」という思いから、辛さを一人で抱え込みがちです。弱音を吐くことを「男らしくない」と感じるプライドが、素直に「疲れた」と言えない壁を作ってしまいます。
その結果、妻からは「何も話してくれない」「何を考えているかわからない」と思われ、夫婦の間に溝が生まれてしまう。夫自身も、理解してもらえない孤独感から、ますます心を閉ざしてしまうという悪循環に陥るのです。
2. 妻を満足させなければならないというパフォーマンスへのプレッシャー
これは男性にとって非常に根深く、そしてデリケートな問題です。セックスが「愛情表現」であると同時に、「男としての評価」が試される場だと感じてしまうプレッシャーです。
一度でもうまくいかなかった経験があると、それがトラウマになり、「次も失敗したらどうしよう」という不安が頭をよぎります。この不安こそが、性欲を減退させる大きな原因になるのです。
パフォーマンス不安
- 途中で萎えたら…
- 妻は満足してる?
- 昔のようにいかない
- 義務感で辛い
これらの不安は、セックスを楽しいものから「こなさなければならないタスク」へと変えてしまいます。そうなると、誘うこと自体が億劫になり、無意識のうちに避けるようになってしまうのです。
妻からの期待を感じれば感じるほど、そのプレッシャーは大きくなります。
「失敗」が怖いから、最初から挑戦しない
Bさん(38歳)は、ある時、仕事の疲れから途中でうまくいかなかったことがありました。妻は「疲れてるんだから仕方ないよ」と優しく言ってくれましたが、Bさんにとっては大きなショックだったそうです。
それ以来、「また同じことになったら彼女をがっかりさせてしまう」という恐怖心が芽生え、妻を避けるようになってしまいました。テストで悪い点を取るのが怖いから、勉強そのものを避けてしまう子供のような心理です。
失敗するくらいなら、最初からやらない方がマシだと感じてしまうのです。
妻の反応がプレッシャーになることも
妻側としては良かれと思って言った言葉が、夫のプレッシャーを増幅させてしまうこともあります。例えば、「今日は大丈夫?」という気遣いの言葉が、夫には「今日もちゃんとできるか試されている」と聞こえてしまうことがあります。
また、終わった後に「気持ちよかった?」と聞かれることや、妻が満足していないような素振りを見せることも、夫にとっては大きなプレッシャーです。彼は、あなたの反応を敏感に感じ取っているのです。
3. 「妊活」が義務になり、子作りへ追い詰められるプレッシャー
子供を望む夫婦にとって、妊活は二人で乗り越えるべき大切なプロジェクトです。しかし、それがいつしか「子作りのためのセックス」という義務に変わってしまった時、男性は大きなプレッシャーを感じ始めます。
特に、排卵日を狙ったタイミング法は、男性を精神的に追い詰めることがあります。「この日に必ずしなければならない」という義務感が、自然な性欲を奪ってしまうのです。
妊活の重圧
- タイミング法の義務
- 結果が出ない焦り
- 妻の期待に応えたい
- 検査への抵抗感
これらのプレッシャーは、セックスから愛情や楽しみを奪い、単なる「作業」に変えてしまいます。妻の期待に応えたいという気持ちが強いほど、うまくいかなかった時の自己嫌悪も大きくなり、セックスそのものを避けるようになってしまうのです。
「排卵日だから」が呪文のように聞こえる
Cさん夫婦は、妊活を始めて1年が経っていました。妻から「明日、排卵日だからお願いね」と言われるたびに、Cさんは心臓が締め付けられるような思いだったと話します。
「まるで、結果を求められる仕事のようだ」と感じていたそうです。
愛情から始まるはずの行為が、カレンダーに支配される。その無機質さに、彼の心と体はついていけなくなってしまいました。
これは決して彼が子供を望んでいないわけではなく、プロセスが苦痛になってしまった結果なのです。
結果が出ないことへの責任感
妊活が長引くと、「自分のせいではないか」と責任を感じる男性も少なくありません。特に、不妊の原因が男性側にある可能性を指摘されると、そのプライドは大きく傷つきます。
妻が辛そうにしている姿を見るたびに、「自分が不甲斐ないからだ」と自分を責め、セックスから逃避することで、その現実から目を背けようとしてしまう。これもまた、夫が抱える苦しい心理の一つです。
4. 夫として、父親としての「役割」に対するプレッシャー
結婚し、子供が生まれると、男性は「夫」そして「父親」という新しい役割を担うことになります。この役割を完璧にこなさなければならない、というプレッシャーが、一人の「男」としての自分を抑え込んでしまうことがあります。
「家族を守らなければ」「頼れる父親でいなければ」という強い責任感が、常に肩にのしかかっている状態です。そうなると、自分の欲求や感情は二の次になり、性的なエネルギーも枯渇してしまいがちです。
妻が「母」になり、女性として見られなくなる
これは非常にデリケートな問題ですが、出産後、妻が「母親」としての顔が中心になることで、夫が戸惑いを感じることがあります。愛情や尊敬の念は変わらなくても、妻を性的な対象として見ることが難しくなってしまうのです。
特に、子供中心の生活になり、夫婦二人の時間がなくなると、その傾向は強まります。「子供の母親」である妻に対して性的な欲求を抱くことに、無意識の罪悪感を感じてしまう男性もいます。
これは愛情がなくなったのとは全く違う、複雑な心理なのです。
「理想の父親像」に縛られる苦しみ
休日も子供の相手をし、家事も手伝い、妻の話も聞く…。「良い父親」「良い夫」であろうとすればするほど、夫は自分の時間やエネルギーを消耗していきます。
心身ともに疲れ果てた状態で、夜に「男」としての役割まで求められると、「もう勘弁してくれ」というのが正直な気持ちかもしれません。役割を演じることに精一杯で、素の自分に戻る余裕がないのです。
その結果、セックスは後回しにされてしまいます。
5. 妻からの期待に応えられないことへのプレッシャー
妻が直接的に言葉にしなくても、夫は「求められている」という期待を敏感に感じ取っています。その期待に応えられない自分に対する不甲斐なさや罪悪感が、さらなるプレッシャーとなってのしかかります。
「妻を満足させられていない」「夫としての役目を果たせていない」という思いは、男性の自信を大きく損ないます。自信を失った男性は、セックスに対して臆病になり、ますます避けるようになってしまうのです。
妻からの期待
- もっと求めてほしい
- 昔のように愛して
- なぜしてくれないの
- 私のこと嫌い?
これらの無言のメッセージは、夫にとって重いプレッシャーです。期待に応えたい気持ちと、応えられない現実とのギャップに苦しみ、どうしていいかわからなくなっているのかもしれません。
愛情があるからこそ、がっかりさせたくないという気持ちが、彼をセックスから遠ざけているのです。
プレッシャーだけじゃない?考えられる夫側のその他の原因

ここまで、夫が抱える心理的なプレッシャーに焦点を当ててきました。でも、セックスレスの原因は一つとは限りません。
心の問題だけでなく、身体的な問題や、夫婦の関係性そのものに原因が隠れていることもあります。ここでは、プレッシャー以外の考えられる原因について見ていきましょう。
身体的な疲労とストレスの蓄積
これは最もシンプルで、かつ見過ごされがちな原因です。単純に、疲れているのです。
人間は、生命の維持が最優先。心身が疲弊している状態では、子孫を残すためのエネルギーである性欲は、真っ先に後回しにされます。
疲労のサイン
- 慢性的な睡眠不足
- 休日の寝だめ
- 食欲不振 or 過食
- 朝起きられない
これらのサインが見られる場合、夫の身体はSOSを発しているのかもしれません。長時間労働、通勤のストレス、睡眠不足などが積み重なり、性欲を感じる余裕が物理的にない状態です。
これは気力だけではどうにもならない問題。まずは身体を休めることが最優先になります。
ストレスホルモンが性欲を阻害する
慢性的なストレスにさらされると、体内では「コルチゾール」というストレスホルモンが過剰に分泌されます。このコルチゾールは、性欲を司る男性ホルモン「テストステロン」の働きを抑制してしまうことがわかっています。
つまり、精神的なストレスが、直接的に身体のホルモンバランスを崩し、性欲減退を引き起こしている可能性があるのです。夫がイライラしていたり、ため息が多かったりするのは、ストレスが限界に達しているサインかもしれません。
妻への不満や関係性の変化
少し耳の痛い話かもしれませんが、セックスレスの原因が、夫婦の関係性そのものにある場合もあります。愛情が完全になくなったわけではなくても、日々の小さな不満の積み重ねが、夫の気持ちを遠ざけているのかもしれません。
男性は、妻から尊敬されたい、認められたいという欲求が強い生き物です。その気持ちが満たされないと、妻を女性として見ることが難しくなることがあります。
日常の言動が原因になっているケース
例えば、夫の稼ぎや仕事に対する不満を口にしたり、他の家庭と比較したり、家事のやり方に細かく口出ししたり…。妻としては何気ない一言でも、夫のプライドを深く傷つけていることがあります。
また、「ありがとう」「お疲れ様」といった感謝や労いの言葉が減り、会話が子供のことや事務連絡ばかりになっていると、夫婦というより「同居人」のような関係になってしまいます。このような心の距離が、身体の距離につながっていくのです。
妻が「怖い存在」になっていませんか?
いつもイライラしていたり、夫のやることなすこと全てに否定的だったりすると、夫は妻に対して萎縮してしまいます。家庭が安らげる場所ではなく、気の抜けない「戦場」のようになっていませんか?
妻が「怖い存在」「敵」になってしまうと、夫は心を閉ざし、防御的になります。そんな相手に、性的な親密さを求めるのは非常に困難です。
もちろん、あなたも日々の生活で疲れていることでしょう。しかし、一度、夫から見た自分がどう映っているかを客観的に考えてみることも必要かもしれません。
男性ホルモンの低下による性欲減退
年齢を重ねるにつれて、男性ホルモンである「テストステロン」の分泌量は自然と減少していきます。テストステロンは性欲や意欲の源となるホルモンなので、その減少が直接的に性欲の低下につながることがあります。
一般的に、テストステロンの分泌は20代をピークに、40代以降で顕著に低下すると言われています。これはLOH症候群(男性更年期障害)とも呼ばれ、性欲減退のほかにも、疲労感、気力の低下、不眠、イライラなどの症状を伴うことがあります。
もし、夫にこれらの症状が見られる場合は、加齢によるホルモンの影響も考えられます。これは本人の意志や努力だけではコントロールが難しい問題であり、場合によっては専門のクリニックでの治療が必要になることもあります。
決して珍しいことではないので、一つの可能性として知っておくことが大切です。
夫のプレッシャーを和らげ、心を通わせるための3ステップ
夫が抱えるプレッシャーや原因が見えてきたら、次はいよいよ具体的な行動です。でも、焦りは禁物。
セックスレスの問題は、一朝一夕に解決するものではありません。大切なのは、セックスをゴールにするのではなく、まずはお互いの心の距離を縮めていくこと。
ここでは、そのための具体的な3つのステップをお伝えします。
ステップ1:セックスを目的としないスキンシップを増やす
セックスレスの夫婦に共通しているのが、日常的なスキンシップが極端に少ないことです。「触れる=セックスの誘い」と夫が警戒してしまっている可能性もあります。
まずは、その警戒心を解くことから始めましょう。
気軽なスキンシップ
- いってらっしゃいのハグ
- ソファで隣に座る
- 手をつないで歩く
- 肩や背中をマッサージ
大切なのは、その先に何も求めないこと。「ただ触れたいから触れる」という純粋な気持ちが、温かさとして相手に伝わります。
こうした小さな触れ合いを続けることで、「妻に触れることは安心できることだ」と夫の心が少しずつ開いていくはずです。
「お疲れ様」の一言と一緒に肩を揉んでみる
例えば、夫が仕事から帰ってきた時。「お疲れ様」と言いながら、そっと肩を揉んであげるのはどうでしょうか。
5分だけでも構いません。言葉だけの労いよりも、身体に直接触れることで伝わる癒やしの効果は絶大です。
最初は夫も戸惑うかもしれませんが、続けていくうちに、それが当たり前の習慣になります。身体の緊張がほぐれると、心の緊張も自然と和らいでいきます。
セックスへのプレッシャーを感じさせない、優しいスキンシップから再開してみましょう。
ステップ2:「なぜ?」と問い詰めない、安心できる会話の作り方
セックスレスについて話し合おうとすると、つい「どうしてしてくれないの?」「私のこと、どう思ってるの?」と夫を問い詰めるような口調になってしまいがちです。でも、これは逆効果。
夫はますます心を閉ざしてしまいます。
大事なのは、夫が安心して本音を話せる雰囲気を作ること。まずはセックスの話題から離れて、夫自身を気遣う会話を心がけてみましょう。
主語を「あなた」から「私」に変えてみる
「あなたはどうして〜なの?」というYouメッセージは、相手を責めているように聞こえます。これを、「私は〜だと寂しいな」というIメッセージ(アイメッセージ)に変えてみましょう。
例えば、「最近、あまり話せてなくて寂しいな。たまには二人でゆっくり話したいな」と伝えてみる。
自分の気持ちを素直に伝えることで、夫も攻撃されているとは感じず、あなたの気持ちを受け止めやすくなります。自分の感情を伝えることは、相手を理解しようとする第一歩です。
まずは聞き役に徹することから
「最近、仕事忙しそうだね。大変じゃない?」など、夫の状況を気遣う質問から始めてみましょう。
もし夫が話し始めたら、途中で口を挟んだり、アドバイスをしたりせず、まずは最後までじっくりと耳を傾けることが大切です。
男性は、解決策を求めているのではなく、ただ「大変だったな」「頑張ってるな」と共感し、認めてほしいだけの場合が多いのです。「そうなんだ、大変だったね」と受け止めてもらえるだけで、夫は「この人になら話しても大丈夫だ」と安心感を抱くことができます。
ステップ3:二人でリラックスできる時間を作り、日常から離れてみる
毎日同じ家で、同じ生活を繰り返していると、どうしても関係はマンネリ化してしまいます。「家=生活の場」となり、夫婦が男女として向き合うスイッチが入りにくくなるのです。
そこで効果的なのが、意識的に非日常の時間を作ること。いつもと違う環境に身を置くことで、お互いを新鮮な目で見つめ直すきっかけになります。
非日常のアイデア
- 近場の温泉に一泊
- おしゃれなレストラン
- 思い出の場所へ行く
- 共通の趣味を始める
子供がいる場合は、たまには親やベビーシッターにお願いして、夫婦二人だけの時間を作ることも大切です。「夫」「妻」「父」「母」という役割から解放され、一人の男と女として向き合う時間を持つことで、忘れていた感情が蘇ってくるかもしれません。
どうしても改善しない場合は専門家への相談も選択肢に
ここまで紹介したステップを試しても、なかなか状況が改善しないこともあるでしょう。夫婦の問題は根深く、二人だけでは解決の糸口が見つからないこともあります。
そんな時は、決して一人で抱え込まないでください。
夫婦問題専門のカウンセラーや、セックスレスを専門とするクリニックなど、第三者の専門家に相談することも有効な選択肢の一つです。客観的な視点からアドバイスをもらうことで、自分たちでは気づかなかった問題点や解決策が見えてくることがあります。
また、夫の身体的な問題(男性更年期障害など)が疑われる場合は、泌尿器科など専門の医療機関を受診することを優しく勧めてみるのも良いでしょう。専門家に頼ることは、決して恥ずかしいことではありません。
むしろ、問題を真剣に解決しようとする前向きな一歩です。あなたと夫が、再び笑顔で向き合える日が来ることを心から願っています。
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